入れ替わりにやってきたアゲハチョウ
カエル君の抗議がいつまで続くのかと思って心配していましたが、あれから2日ほどで静かになりました。人間は気まぐれなもので、鳴き声がうるさいと言っては迷惑がり、それがなくなると寂しがる。我ながら我儘だなと思っていたら、今度は、アゲハチョウの登場です。今年は、黒を基調としたいかにも妖艶な姿で、思わず見とれてしまったほどでした。
まさか、カエル君がバトンタッチをしたわけでもないのでしょうが、あまりにもタイミングよく現れたので、どこかで繋がっているのではないかと思った次第です。それにしても、よくもあのような色や模様ができるものかと感心させられますが、ムサシの思いは別のところにあるようです。それは、わが家の庭をみんなに提供していることの意味にあるようです。
そういえば、確かにムサシが庭で駆け回っていたころも、いろいろな動物たちが遊びに来ていましたが、今ほど種類は多くなかったような気がします。きっと、私たちが寂しがらないようにと、みんなに頼み込んだのかもしれません。そうだとすると、カエル君がたった一人で、大きな声で叫んでいたことも頷けます。来年来たときはせめて歓迎の意を表したいと思っています。