そあとの庭
東北自動車道・宮城インターからすぐのところにある「アートギャラリー そあとの庭」は、NPO法人東北の造形作家を支援する会の拠点で、東北に所縁のある造形作家の作品を展示しています。そして、ここを訪れる人々と作品を繋ぐ交差点としてのカフェでもあります。造形作品と出会い、美味しい食事と至福のひと時を過ごしながら、新しい自分を見つけるサロンです。
「2年前に作家の別荘を改築して作りました。今は毎月ワークショップも開催して、子供から大人まで一緒に楽しめる場所になっています」と話すのは、NPO法人東北の造形作家を支援する会の藤原久美子理事長。古いテーブルに自らタイルを貼り、キッチンにも手を加えてカフェに生まれ変わらせました。毎日メニューが入れ替わる「本日のランチセット」は、素材の味が活きたカレーやパスタが多いそぅです。
広い庭を使ってのワークショップの日には、スイスをイメージしたライ麦パンとチーズ、スープのセットになることも。「普通のカフェだと思って来た方が、飛び入りでワークショップに参加して楽しんでくださることもあるんですよ。ここが芸術にふれるきっかけになればとてもうれしいです」。2階は展示スペースになっていて、絵本作家、ガラス工芸家、洋画家等々、様々なSOAT会員造形作家の個展や企画展が開かれます。