病は気から
ムサシと散歩をすることが日課になっていたころは、13年間のうちで風邪をひいて散歩を休んだことは、2回か3回ぐらいだったと記憶しています。若いころは少しやりすぎると風邪をひいてしまい、体じゅうがたるくて、1週間ぐらい寝込むこともよくありました。年を重ねることで、体が丈夫になったわけではないのでしょうが、何故か風邪は引きませんでした。
たまに風邪をひいたときは、ムサシがいつも傍についていてくれたので心強かったのでしょうか、1日程度休むとすぐに回復していたように思います。ムサシは決して催促しませんが、気持ちがいたいほどよくわかっていたので、少しでも早く散歩に行きたいという思いが、回復を後押ししてくれたのかもしれません。あるいはムサシの笑顔が薬だったのかもしれません。
自分としては、今でもその気持ちは変わらいと思っているのですが、最近は、年に2度ぐらいは風邪で寝込んでしまうことが多くなりました。歳のせいだといえば、その通りかもしれませんが、きつい散歩から逃れようとしている気持ちが、風邪に見透かされ引き入れているのかもしれません。ムサシはこのことに関して何もコメントしませんが、決して無関心ではないようです。