伊達餃子楼
太白区鹿野にある「伊達餃子楼」は、毎日食べたい中華料理に出合える店です。料理へのこだわりは、四川や広東ではなく餃子でもないという。中華は医食同源と呼ばれていますが、日本では油っこいというイメージが強く、敬遠される面もありましたが、この店では、飾りや保温のための油は極力さけて、食べた後に胸やけしない料理を考案しています。
夏には解熱、冬には発汗作用を促す食材を用いるなど、中華本来の特色である栄養のバランスを考え抜き、日本人の体に優しい中華を提供しています。ピリ辛中華の王道である麻婆豆腐も、店主の黒森さんの手にかかれば、油が少なく素材の食感が際立つ一品に仕上がります。もちろん、こうした調理ができるのも契約農家からの仕入れる食材のためです。
「重慶式麻婆豆腐」は2種類の豆板醤と豆鼓醤、自家製山椒油の香りが特徴ですが、余分な水分を除いてから調理する蔵王産豆腐の自然な甘みと相まって、最後の一口までまろやかな辛さが堪能できます。そして、暑い夏にぴったりなのは、「大海老とたっぷりの季節野菜炒め・黒胡椒ソース」でしょう。この黒胡椒ソースはご飯やビールにもよく合います。