瑞巌寺灯道 大施餓鬼会
松島の瑞巌寺では、今、本堂の修理解体が行われていますが、この改修事業へ篤志寄付をすれば、名前を書いた栗板が本堂の屋根の下地(土居葺材)として使用されるほか、栗板の設置場所が見られることになっています。見学は、12月まで毎週日曜日に実施されます。滅多にないチャンスなので、是非この機会に貴重な本堂改修現場を見学してみてください。
また、夏の風物詩となっている松島恒例の「瑞巌寺灯道」と「大施餓鬼会」が8月の6日から8日まで行われます。瑞巌寺灯道は、松島海岸前の広場から続く参道を中心に路地をろうそくや篝火で照らします。そして、大施餓鬼会は、総門前の松島海岸中央広場に櫓を組んで、回向供養の経木塔婆を炊きあげ、瑞巌寺住職を先頭に県内外の同門僧侶が読経しながら櫓の周りを練り歩きます。
これら2つの行事は、いずれも心に余韻を残す印象深い夏の行事となっています。これまで体験したことのない方には是非おすすめしたい行事です。さらに、一昨年から、松島を愛する人たちが中心になって、心から楽しめる夏祭りにするため、「松島流灯会 海の盆」を企画し、その開催準備が着々と進められているところです。こちらも楽しそうですね。