今年のみなとまつり
大震災以来すっかり街の中が静かになったような気がしますが、先週の土日に恒例の塩釜みなとまつりが行われました。孫達は結構楽しみにしているようで、今年も全員そろって遊びに来てくれました。大震災の傷が癒えないためでしょうが、楽しみにしていた打ち上げ花火が30分でおわってしまい、ちょっとがっかりしたようでとても可哀そうでした。
それでも、そこは子供たちのこと、その後はゲームで盛り上がり10時を回る頃までワイワイやっていました。私は見たいテレビ番組があったので、2階に上がってしまいましたが、ムサシは孫達の様子を見守ってくれていました。それでも、遠くから聞こえてくる鉦と太鼓の音に耳を傾け、御神輿の巡幸に思いをはせている様子は昔と全く変わりありません。
もう15年以上も前のことになりますが、始めて塩竃神社の御神輿に出合った時、ムサシは思わず後ずさりしたものでした。それは、あの鉦と太鼓をたたく姿とその音に異様な雰囲気を感じたからです。その時、私はあの鉦と太鼓は大勢の人が情報を共有するためなのだと説明したように記憶していますが、その後は全く怖がらなくなったのには驚きました。