西安刀削麺
柴田郡大河原町にある「西安刀削麺(シーアントウショウメン)では、中国の西安地方で生まれたという「刀削麺」がメインの店です。ここの麺は、小麦粉に水を加えてから再度こねて成形し、大鍋でわかしたお湯に向けて削ぎ落した麺をとばして入れるという、熟練した職人にしかできない技によってつくられ、秘伝のタレで本場の辛さ旨さが味わえます。
お店の主人である喬さんご一家は、10年ほど前に来日し、中国で磨いた腕で日本人に本格的な中華料理を味わってもらいたい思い、東京、横浜で修業を積んだ後、現在の店「西安刀削麺」を開店しました。店で一番人気の「麻辛刀削麺」は、秘伝のタレで味つけした豚挽肉、カイワレ、長ネギがのったシンプルなもので、どちらかというと汁なし麺に近い。
通常の麺とはちがって、削って作る刀削麺は、天然の平ちぢれ麺なので、絶妙なゆで加減はうどんのような歯ごたえです。辛さは三段階から選べますが、中から以上になると痺れるほど辛いということですので、まず小辛から試してみるのがお勧めだそうです。その他には、薄めの皮がパリパリとした歯ごたえの「鉄板餃子」もお勧めの一品ということです。