仙台武家屋敷
ここは、伊達氏が移ってくる以前に仙台の支配者だった国分氏とその後の伊達氏の歴史が紹介されています。国分氏は平安時代、奥州藤原氏との合戦で功責を認められ、仙台周辺の支配権を得て、407年間この地を治めた人です。その歴史絵巻をジオラマで表現しているのが「仙台武将館」で、3階の武具展示館には、壺、皿、仏像などが展示されています。
その他に、「赤門美術館」「人間教育館」「七不思議館」がありますが、「七不思議館」では、斜めの部屋の「黄色のテラス」や「青の実験室」「オレンジのキッチン」「あい色の映写室」「緑のミニチュアランド」「赤のホール」などが楽しめます。「赤門美術館」には、壺や彫刻などが並べられていますが、なかには国宝級の美術品もあるということです。
面白いのは「人間教育館」です。ここの内容は地獄極楽の展示で、学研が協賛しているといことです。最初の野辺送りのシ―ンは、遠近を人形の大きさで表し、その後は、奪衣婆に服を脱がされ、閻魔様に捌かれる。針の山の麓は賽の河原、子供が鬼にいじめられている様子など、結構迫力があります。人間教育の一環として子供に見せておくのもいいかもしれませんね。