開盛庵の「豊麗膳」
もうすぐ真夏がやってきます。夏つといえばやっぱり恋しくなるのは鰻ですよね。今年は例年なく不漁ということなので、少し心配していましたが、老舗の心意気と工夫で何とか今年も鰻にありつけそうです。創業130年の「開盛庵」は、日本の鰻の味を誠心誠意守り続けている老舗中の老舗です。その開盛庵がこの夏新メニューの提供をはじめました。
その内容というのは、伝統の味はそのままに、分量を従来のハーフサイズにした「豊麗膳」です。極上のタレが生きる老舗の鰻に、極上の肝吸い、それに色よく漬けられた香の物が付いています。一人前では多すぎるというご年配の方やちょっとだけ味わいたいという方にぴったりの新メニューで、人気の一品になることは間違いなさそうですね。
ほかにも、「鰻ちらし」なども用意されていて、こちらは、ちらし寿司に、季節の小鉢が付いて食べやすくなっています。もちろん、本格派の鰻フアンには存分に伝統の味を堪能していただけるメニューも盛りだくさんです。あの芳ばしい匂いに誘われて、ちょっと寄り道したいという人も増えるこの季節、考えただけでも夏バテ防止になりそうな気がします。