米粉を使った「う米米めん(うまいまいめん)」
宮城県産ササニシキ100%で作った米粉麺を製造している会社が丸森町にあります。開発者は社長の山戸田庸二さんという人で、小さいころから自分でうどんを打っていたほどの麺好きだそうです。小麦粉はほとんどが輸入もの、安心安全な日本の米を使った麺はできないものかと一大決心して開発したのが、この「う米米めん」だとか。
創業当初の2006年頃は、米農家ばかりではなく消費者からも、"なんでわざわざ米を粉にするんだ"と白い目で見られかなりへこんだということですが、研究に研究を重ねた結果、舌触りが滑らかで、もっちりした食感の製品が完成しました。今では、オリジナルな麺を地域特産品販売店や飲食店からの依頼で制作するようになりました。
そして、更には米粉のノーマルな白い麺だけではなく、細麺や平打ち麺、ワンタンなど形状も様々な麺を製造しています。中でも野菜や果物などの食材を練り込んだオリジナルな麺まで手掛けるようになっていることは驚きです。更に驚くべきことは、個人でも紅白の麺や自家製のお米と野菜で「わが家だけの米粉麺」も作ってもらえるといことです。