久しぶりにロンちゃんに遭いました
大震災後、生活のリズムをすっかり崩れてしまい、朝夕の散歩も不定期になってしまいがちです。ムサシが存命であれば、何が何でも散歩だけは欠かすことはなかったのでしょうが、ついつい現状に甘えてしまい、何だかんだ言いわけをしながら今日まで過ごしてきましたが、陽気も良くなったため、ぼちぼち以前のリズムを取り戻しつつあります。
そんな今日この頃ですが、偶然にも久しぶりにロンちゃんに遭いました。避難所で一緒だったこともあり、無事であることは知っていましたが、その後3カ月もあっていないのでどうしているかと心配していました。それが、夕方遭うことができました。私たちを見つけると駆け出し、一直線に私たちのところに飛んで来てくれました。
話題は当然震災のことになったのですが、普段はおっとりしているロンちゃんも、今日ばかりは自分の話を聞いてくれと言わんばかりに訴えていました。体もすっかり痩せ細っているところを見ると、そうとう怖い思いをしたに違いありません。"ムサシ君のお父さん、お母さんならボクの気持ちを解ってくれるでしょう"とでもいっているようでした。