マグロ丼とカツオ丼
大震災で大きな被害を受けた気仙沼市は、全国有数のカツオマグロ基地として知られています。その気仙沼市を勇気づけようと立ち上がったのが、全国若手船主でつくる全国鰹鮪近代化促進協議会です。協議会のメンバーは、今月の14日、気仙沼市の商店街でカツオたたき丼とマグロの漬け丼約2000食を市民に無料で振舞いました。
このカツオとマグロは、静岡県清水港に水揚げされたもの75キロと宮城県産のひとめぼれ400キロを使って用意したものです。市民の皆さんは、思いがけないプレゼントに希望の香りを感じたことでしょう。"気仙沼は魚の町"早く水揚げが復活して、活気ある気仙沼が戻ってきて欲しいと口々に話していました。「ゴールまであと一息ですよ」と声をかけてあげたいですね。
協議会長で勝倉漁業(気仙沼市)の勝倉宏明社長は、「カツオ船、マグロ船は、気仙沼の人たちの支えがあったからこそ続けられた。復興の手助けをしていきたい。」と話しています。同協議会は、16日にも宮城県女川町の避難所で計1600食を振舞う予定という。ここでも長い行列ができたことでしょうが、マグロに目がないこの身としては羨ましい限りです。