松島十二干支記念館
日本三景松島に十二支の守り本尊8体を含む12体の仏像が勢揃いしました。金色に輝くこれらの仏像の中には、来年の干支である卯の守り本尊(文殊菩薩)なども含まれています。これら迫力満点の仏像は、中国の高名な仏像作家が制作したもので、この度松島に集結し博物館として開館する運びとになったものだそうです。
松島のシンボル的存在である五大堂からほど近く、JR松島海岸駅からのアクセスもよいため、新名所として多くの観光客を集めるものと期待されています。本尊の中には、金色に輝くものや、中国仏教美術の流れをくむ繊細で色彩鮮やかなものなど、芸術作品としても見応えのある像が揃っています。5ないし6mとい大きさにも目を奪われます。
元々この企画は、石巻市と中国浙江省温州市との友好都市締結10周年を記念して制作を依頼したことによるものです。開館以来既に大勢の来館者があり話題になっていますので、自分の生まれ年の干支を探してみてはいかがでしょうか。特に卯年の人は松島で初日の出を拝んだ祭に参拝すれば、より一層御利益があるかもしれません。