松島観光協会が2003年に始めた「松島三ツ星ランチ」が今年も今月から始まります。ホテルや飲食店が参加するこのイベントは、松島産の食材を活かして料理人の腕を競うもので、価格は一律2500円に設定されています。メニューの試食審査は10月19日に行われ、独創性、味、彩りなどから13品目に決まったということです。

最優秀賞はホテル松島大観荘の佐藤純二さんのメニューで、松島産のカキ、アナゴ、イシガニなどをグリルやパイ包みなど、独特の調理方法で仕上げています。デザートも松島の名所である福浦橋や五大堂をイメージしたケーキでまとめています。佐藤さんによると、「松島を訪れるすべての年代の方をもてなそうと考えた献立」だそうです。

「三ツ星ランチ」は毎年利用者が増え、昨年は約1700食出たということです。そういえば当店を訪れたお客様からも、「三ツ星ランチはどこで食べられるの」という問いかけが結構ありました。来年2月までの期間中、ランチを３種類食べた人にホテルペア宿泊券などが当たるスタンプラリーもあり、これも楽しみの一つとなりそうですね。