ムサシとの昨夜の会話
11月12日の目覚ましテレビで、伊豆諸島・三宅島のワンちゃんロック君の特集を見ました。2000年の大噴火で家族と離ればなれになるという数奇な運命をものともせず、島の人気者として暮らしていた姿は正に感動ものでした。わが家のムサシとは住んでいた環境も違うので、暮らしぶりを比較することはあまり意味があるとは思えません。
しかし、私自身が羨ましいと思ったので、ムサシとじっくり話してみたいと思いました。会話は常にできるのですが、携帯電話に邪魔される可能性が薄い就寝前にふさわしい話だと思い、夜までそっと心に留めておくことにしました。そして、夜もだいぶ更けたころ、布団に入りながらムサシに向かってこう切り出しました。
今朝のテレビでロック君というワンちゃんの物語があったよ。ムサシはどう思う!と話の内容を説明しながらそう問いかけてみました。するとムサシの答えは意外にも単純明快なものでした。「ロック君の家は島全体だったので、自由奔放に生きられたのでしょう。周りの人たちの暖かい心さえあれば、ボクたちはいつでも幸せに生きていける」というのです。