豪快なスイカの食べ方
先日あるテレビにスイカの大好きなネコちゃんが出ていました。スイカを切り分けるときネコちゃんの分も一人前の大きさにしてあげるので大喜びのようですが、わが家のムサシの一切れはあまり大きくなかったような気がしてとても悲しくなりました。ムサシも大好物だったので、もっと食べさせてあげたかったと思ったからです。
しかし、よく考えてみると、わが家でも最初は私たちと同じ大きさの物を食べていたことを思い出しました。その時の食べっぷりについては、確か以前にもお話しした記憶がありますが豪快そのものでした。その食べっぷりに些か危機感を覚えて、その後は少し控えめにしたのですが、その時の印象が強かったことが心に残っていたためのようです。
それでもムサシは、私たちと一緒に食べることで十分満足してくれたことが、かえって心残りだったのかもしれません。彼は物事の限度を常にわきまえていて、人間の子供のようにダダをこねるなどということは全くありませんでした。そのことにはもちろん感謝しているのですが、それだけに少し悔いが残っているようにも感じてしまいます。