伊豆沼・内沼のハスまつり
栗原、登米両市にまたがる伊豆沼は、白鳥の飛来地として知られていますが、夏真っ盛りの今ハスの花が見ごろを迎えています。約298haの湖面が緑の葉で覆われ、淡いピンクの大輪が咲き乱れています。8月1日から遊覧船が運航されゆったりと観賞することができます。「伊豆沼・内沼はすまつり」実行委員会の伊豆沼漁協によると、今年は花の数が多いということです。
台風により一時壊滅的な打撃を受けた伊豆沼ですが、徐々に回復し今年は見事に復活を遂げ最高の年になったと関係者は喜んでいます。暑さのせいか今年は開花が例年に比べ早いようですが、伊豆沼の西側にある内沼はこれから本格的に開花する見込みです。ハスは朝に咲き昼には閉るという性質なので、少し早めに出かけるのがいいでしょう。
遊覧船は、伊豆沼・内沼の3ケ所から運行されます。極楽浄土を思わせる神秘的な光景はまさに圧巻ですが、遊覧船は意外に涼しくとても快適に過ごすことができます。この季節海や山に出かけるのも楽しそうですが、静かな湖面を屋形船でゆったりと進むハス見物も、なかなか優雅で一見の価値があると思います。この機会に是非訪れてみてください。