ドックランは素直さの象徴
ドッグランという言葉がありますが、この言葉の響きはワンちゃんたちを少し侮辱しているように感じます。この意味は、目的とするモノや人が今ある(いる)場所に向かってまっしぐらに突進するため、対象が動いた時に方向を変えるので、その移動した奇跡が放物線を描くことから、無駄な動きをすることを説明する時に使われています。
つまり、相手の動きを予測することができれば、無駄な動きを極力避けられるのに、目先のことしか考えないため、移動距離が結果的に長くなることを皮肉っているといわけでしょうが、本当にワンちゃん達の心を理解できる人はそうした動きを批判したりはしないような気がします。わが家ムサシを見ているとそう思わずにはいられません。
対象物が明らかに動くことが予想され、その方向も大よそ検討がつくような場合には、間違いなく最短コースを選んでいました。また、それを見定める動作も慎重そのもので、その後の判断に従って進む方向を決めている様子がうかがえます。確かめるチャンスがないのでよく解かりませんが、たぶん他のワンちゃん達も同じだと思います。