森林セラピー基地・登米ふれあいの森
登米ふれあいの森は実証実験で森の癒し効果が確認され、2008年にNPO法人セラピーソサエティが認定する宮城県唯一の森林セラピー基地となりました。森林浴効果が科学的に解明され、予防医学的な視点から森林浴を心と身体の健康に生かそうとするのが森林セラピーですが、その効果が実証実験により再確認されました。
実証実験では、仙台市の中心部と登米ふれあいの森で、大気成分や人の生理的、心理的変化を計測しましたが、物理面ではリラックス効果をもたらすフィットンチッド成分が多く検出され、生理面では脈拍や心拍数が副交感神経優位の値を示し、主観面では快適感・リフレッシュ感が高い結果になったということです。
広大な登米ふれあいの森は、セラピーロードのある森と宿泊施設がある登米森林公園で構成されており、登米森林組合によって運営されています。森には遠くの山を見はらす展望広場がある「ことりの道」、明るい雑木林の「おちばの道」、湿性植物園を巡る「とよあしはらの道」など8つのロードがあり、変化に富んだ景色も満喫でるほか、公園内にはコテージやキャンプ場もありアウトドアライフが楽しめます。