アツアツご飯に「昆布の田舎煮」
塩竈の昆布というと意外に思われる方も多いかもしれませんが、江戸時代の昔に越後屋喜三郎という人がみどり昆布と称し、塩釜の名産として販売していました。昆布は食物繊維やミネラルがたっぷり含まれる長寿食として古くから親しまれてきました。現在では、カルシュームが牛乳の約6倍含まれていることや低カロリーであることも注目されています。
食物繊維の必要摂取量は1日20gないし30gといわれていますが、現在ではその半分の15g以下に減っています。昆布には、100g中30gの食物繊維が含まれていますので、これを補うのに最適な食べ物といってよいでしょう。また、昆布にはフコダインという癌にも効くという成分や塩分を体外に排出する働きがあるアルギン酸も含まれています。
当店が開発した「昆布の田舎煮」はこれらの成分を逃がさないように手早く調理し、しかも柔らかい噛み心地になるように工夫したものです。お客様からレシピを尋ねられた時は、なるべく丁寧に説明している積りですが、家庭ではちょっと難しいのかもしれません。そうしたお客様に手軽にお届けするように開発したものが「昆布の田舎煮」です。どうぞお試しください。