平筒沼ふれあい公園
平筒沼の周囲には、浮き桟橋の東側にある広場をはじめ、駐車場やトイレが何か所もあるで、ウォーキングはどこからスタートしてどこで終わっても自由です。沼の周囲は約5?ですが、3?の遊歩道が整備されています。その中心にあるのが浮き桟橋です。総延長188mで、平筒沼の東側、小高い丘の上にある地域のコミュニティスポット、平筒沼youyou館、西側にある中央広場を繋いでいます。
桟橋の途中には休憩できる東屋もあり、水辺で羽を休める野鳥たちを眺めることもできます。浮き桟橋を渡って沼の周囲を歩いてから、すぐそばにある憩いの森に足を伸ばすと、ナラやブナが生い茂った森林が迎えてくれます。ここは、宮城県内でも珍しいアカシデがそのまま残っていますし、イヌブナ、モミ、スギ林もあります。
歩道は道幅が広く歩きやすく、途中には東北大学の研究施設、木星観測所もあります。また、沼の南側には平筒沼農村文化自然学習館があり、昔の農工具や生活用具などに加え、県指定有形民俗文化財である21体の「カマ神様」が陳列されています。火の守り神、厄除けの神として「竈」の近くに飾られていたあの神様が勢揃いしています。