最近のテレビ番組
高齢化社会に突入した日本では、長寿だけではなく健康寿命が話題になっています。今日も今日とて、あるテレビで筋力がどれだけ衰えているかによって、その人の余命がわかるというテストがある、とある有名な医師が云っていました。流行物好きのお母ちゃんは、さっそく挑戦して、わたしはできるので大丈夫だと自慢していました。一方、そんなこと10年も前からできない。それなのにまだ生きている、とオヤジ。
第一、その理論でいうと、何十年も植物状態で生き続けている人をどう説明するんだ!このての解説を毎日のように見聞きするが、それが本当なら、これまでに俺は少なくとも7、8回は死んでいなければならないことになる。おまけに、それを解消する簡単な方法があるという落ちがついている。これでもか!これでもか!という攻勢には辟易することは確かですが、それほどむきになるような話でもないような気がします。
そんなにけなすなら、そんな番組を見なければいいだけの話なのですが、それもできないところを見ると、「もしかしたら」と密かに心配しているからに相違ありません。その話はさておき、人の命の長さを測る物差しは、いかなる名医も持っていないのではないでしょうか?いとも簡単に人の余命を数値で示すのは恐れ多いことではないでしょうか。その点についてはボクもオヤジと同感です。