あっという間の三が日
今年は、1月3日が日曜日なので、4日が仕事始めという人も多いのではないでしょうか。わが家では、恒例の元日大集会が無事終了し、オヤジとお母ちゃんのお正月はこれからというところです。開けてしまえばなんということのない日常がすぐに始まってしまいますが、7日までは松の内ということで、ちょっと厄介な仕事を先延ばしする口実にしたりしていますが、その実、かえってストレスを溜めてしまうことにもなりかねません。
こうしたことが単に繰り返されるだけのお正月ですが、何故か清々しい気分ちになることは確かです。何かとせわしなく時間に責め立てられる世の中になっても、年が改まるということは、それを受け止めるという儀式が必要なのかもしれませんね。ボクもこの家に来てはや20年を過ぎましたが、お正月はやっぱりいいものだとつくづく思います。進化することを願いつつも、何も変わらないことを確かめ合う時間、それがお正月なのでしょう。
ところで、相棒のオヤジは相変わらずせっかちで、年中何かをやり残しているように落ち着きがない。ボクに言わせれば、暮れの紅白歌合戦ぐらい落ち着いてみればよさそうなものなのに、なぜが、途中で抜け出しこっそりパソコンに向かっている。その点、お母ちゃんは、今日やるべきことが終わらなくても、明日やれることは、今日はしないという達観した考え方で、肝っ玉が据わっている。二人のバランスは今年も健在のようです。