コップの中の水の争い
今年は、例年にも増して政治の世界が騒がしかったような気がします。2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンプレムの再選定、国立競技場の設計見直し、安全保障関連法案をめぐる論争、消費税増税に関する問題など政治課題が山積みだったことにあるのでしょう。その点、わが家はいたって平和で、相棒のオヤジが、お母ちゃんとボクの前で時々うんちくを傾けるくらいですが、決して無関心なわけではありません。
というのは、政治は将来のための意思決定であると思うからです。今があるから将来があるわけです。しかし、今があっても将来がなければ、崖っぷちに立っているようなものではないかと思うのです。人は往々にして「明日の百より今日の五十」を選ぶものですが、もしかすると、その選択は崖っぷちに近づくことになるかも知れません。現に、いま盛んに議論している問題は、「今日の五十」を選んできた結果のような気がします。
結局、今日は支払いを免れても、いつかはそのツケを払わされる日が来るということでず。しかも、それが最もふところ事情の悪いときかもしれません。そんなツケを子供や孫に残すことだけは避けなければなりません。何時になく力が入っていることに気づき目が覚めました。日差しの温かい部屋でうとうとしていたら、そんなとりとめのない夢を見てしましまったようです。来年はもう少し楽しい夢を見たいものです。 よいお年を!