和牛のオリンピック
5年に一度開催される全国規模の和牛品評会第11回大会が、平成29年秋に夢メッセみやぎをメイン会場に、宮城県で開催されます。全国から選抜された和牛が、体型や肉質などの素晴らしさを競うことから、「和牛オリンピック」と呼ばれています。この大会には、当然宮城県産の和牛も出場します。実は、宮城県は肉用牛飼養農家数が3940戸で全国4位であり、肉用牛の飼養頭数は8万800頭と全国7位です。
このように全国でも有数の牛肉産地である地元で開催される「和牛オリンピック」で日本一を目指し、畜産農家、関係団体、行政などが一丸となって取り組んでいます。この大会で日本一を取ると、その和牛の産地の牛肉は全国的に有名になり、多くの方に食べてもらえるようになることが期待できます。宮城県のブランド牛肉「仙台牛」は黒和牛種(肉用牛の品種のひとつ)です。
この「仙台牛」は県内で飼養されている牛の中でも、肉質が最高級ランク5等級に格付けされているもののみが名乗ることを許された宮城が誇るブランド牛肉です。他の地域の有名な牛肉には、5等級に限定してブランド化しているものはなく、仙台牛は全国随一の高い肉質を誇るということができます。宮城の美味しい牛肉を食べて、宮城の畜産を応援して頂きますようお願いいたします。なお、当日会場では、全国のブランド牛肉の大試食会をはじめ、県内の「おいしいもの」の販売なども企画中とのことです。