虎横稲荷小路角に程近いところに「葱屋平吉」があります。この店の自慢料理の一つが「牛たんねぎ鍋」です。葱屋自慢のねぎ２種類と、仙台の味覚の代表格である牛たんの豪華な鍋で、白菜、水菜、玉ねぎ、豆腐などが入ります。お店で手切りされた牛たんは、大きさ、厚さもほどよく、さっと火が通ったところで、ねぎをたっぷりかけていただきます。淡白で旨みのある牛たんですが、また一味違った味わいに出会えます。

「最近は、20代の若い方から、60代の人まで、注文される方の年齢層が広がっています」と、料理長の支倉一幸さん。「牛たんねぎ鍋」は3000円から宴会コース（４名様から）に入っている一品です。一般メニューとしては「牛たんしゃぶしゃぶ鍋（上と並）」。いずれも〆には雑炊、うどん、ラーメンが用意されています。おすすめメニュー「厚切り牛たん」には、漬物、みそ南蛮の他にわさびも付き、一味違った牛たんが味わえます。

「厚切り牛たんには上もあり、これがよく出ますね。」葱料理としては「葱黒焼き」が人気で、芳ばしい甘い香りがたまらない一皿です。古民家風の店内は２階にカウンターと小上がり、３階は宴会用お座敷と２フロアの構成で、宴会は60名様まで。これからの季節、太く甘く、ますます美味しくなるねぎは大地の滋養たっぷりです。風邪など吹き飛ばしてくれること間違いなしの絶品鍋です。