ころ柿づくり体験会in丸森
宮城県と福島県の県境の町丸森町。この町の耕野地区の特産品である蜂屋柿は、干し柿に適している品種と言われています。地元ではこの干し柿のことを「ころ柿」と呼んでいますが、秋の収穫の時期になると、色鮮やかなころ柿が家々の軒下に吊り下げられている光景が見られます。また、蜂屋柿を使ったワインも開発され、町の直売所などで販売されています。
その柿を使った、丸森町の秋の風物詩「ころ柿を作る体験会:ころ柿づくり体験会in丸森」が、11月16日、22日、23日(いずれも午前10時から午後2時まで)開催されます。この体験会では、蜂屋柿の皮のむき方、ひも通し、いぶし、干しまでの一連の工程を体験することができるもので、熟練者が丁寧に指導するため、色、味ともに満足できるように仕上がります。
贈り物としても喜ばれる「ころ柿」が出来上がると、乾燥した後、来年の1月中旬に発送されます。体験会では、このほかに地場産品を使った昼食もセットされていますので、丸森の秋を堪能することができます。秋の陽に照らされてオレンジ色に輝いていた柿の実が、やがて軒下のスダレへと姿を変える日が今年もやってきました。冬を楽しく過ごすためにも、ころ柿づくりにチャレンジしてみませんか?