仙台あおば餃子
仙台市では、仙台産の農産物を使った商品開発を進めています。平成21年には、「仙台あおば餃子」を委託により商品開発しました。仙台の雪菜を皮と具に練り込んだ緑が鮮やかな餃子は、皮は厚めでもちもちっとしており、野菜の甘さと歯ごたえを楽しめる野菜をたっぷりと使用しています。また野菜由来のカルシウムやビタミンAなども豊富です。
「仙台あおば餃子」という名前の由来は、餃子の特徴である緑色を杜の都仙台のイメージである青葉を「あおば」とすることで雪菜の柔らかな滋養味を強調するとともに、年間を通じて違和感のないイメージにしたいということで、あおばに象徴させて命名したのだそうです。仙台あおば餃子は、種類も「スタンダードタイプ」「丸いタイプ」「牛タン入り餃子」などがあります。
いずれも、仙台野菜の魅力を生かしヘルシーで風味豊かで、どなたでも楽しめる優しい味です。東北ならではの寒さと平野を吹き渡る冷たい風、そして生産者の愛情と努力によって育てられた冬野菜。今の季節は、露地で栽培される極上寒締め野菜も味わえます。その栄養たっぷりの冬野菜である雪菜をつかった餃子は、仙台の新しい名物になりそうです。