ムサシの独り言
巷では、アイソン彗星が話題を呼んでいます。何しろこの彗星、太陽に近づくのは今回だけで、あとは見られないということなので、人気が高いのでしょうが、わが家もご多分に漏れず、何にでも興味を示すお母ちゃんが、毎日朝早く東の空を眺めています。しかし、これまでのところ、一度もお目にかかったことがないらしくとても残念そうにしています。
最近は、少し諦め顔で、せっかく眠い目をこすり待ち構えているのに、"一度ぐらいきてくれてもよさそうなものだ"とぼやいています。まるで、アイソン彗星が意地悪しているような口ぶりです。彗星にもいろいろと都合があり、お母ちゃんの都合に合わせて現れるわけにはいきません。第一、徹夜で眠り続けても寝たりないお母ちゃんには土台無理な話です。
それでも諦めないのが、わが家のお母ちゃんのど根性です。見かねたオヤジが、ネットで調べ12月の4日から10日までの間、明け方の5時から6時頃に焦点を絞って東の空を観察してみてはどうかとアドバイスしていました。できることなら、新幹線を玄関まで呼びたいと常々思っているお母ちゃん。これでだめなら、そういう星の下に生まれたのだと諦めるしかないよね。