幻のアイソン彗星
早寝早起きモードに切り替えて、彗星の観測に備えていたお母ちゃんですが、11月29日に太陽に接近したアイソン彗星は崩壊してしまい、わずかに尻尾らしきものが残ったという報道がなされました。いつもなら、これではアイソンではなくて、ダイソンだなどとぼやくところですが、今回は何故か一言の恨み言もなく、いたって冷静に受け止めています。
一方ムサシは、冷静というよりもどちらかというと、少しにやけた感じというか安心したような目でお母ちゃんを見ています。それは、失敗して悔いるよりも努力をする必要がなくなったことの方が、はるかに怪我が軽いことをよく知っているからのようです。それと、何よりも、"お母ちゃんには所詮無理だ"と言わなくてよかったと思っていることです。
「彗星のごとく現れ、彗星のごとく散った」という言葉を地でいったような今回の騒動ですが、多くの人々に夢を与えてくれたことに対しては感謝しなければならないでしょう。それにしても、わが家のお母ちゃんのチャレンジ精神は見上げたものです。ラブジョイ彗星とはどんな星かと調べ始めているようです。どうやら無用な心配は必要なさそうですね。