明日はクリスマスイブ
先月の末に、わが家のクリスマスについてお話ししましたが、あまりにもそっけなく夢のない話をしてしまったと、少し後悔しています。あれはオヤジが考えているクリスマスのことで、実は孫たちもボクも楽しみにしているんです。少なくとも、お母ちゃんは孫たちへのプレゼントには心を砕いていて、そろそろ長靴は卒業したらどうかと思っています。
オヤジは相変わらず、長靴が一番と考えているようですが、その気持ちも少しわかるような気がします。孫たちの成長を願いながら、一方では、いつまでも可愛いいまでいてほしいと思っていることの表れだと思うからです。それと、自分が唯一うらやましいと思ったのが長靴のプレゼントだったからでしょう。それもどうやら卒業する日が来たことを悟ったようです。
それはちょっとした出来事がきっかけでした。先日、恒例の焼肉を食べる会が終了して帰ろうとしていた時のことです。お母ちゃんが冗談で、中学一年生になった上の孫と並んで、一番下の孫にどちらの背が高いか聞いたのです。165㎝もある孫の方がはるかに大きいのに、下の孫は、迷わずお母ちゃんを指さしました。この細やかな気配りでオヤジは天下の秋を知ったようです。