わが家のクリスマスは、クリスマスケーキと鶏肉を食べるぐらいで、クリスマスツリーを飾ることもなければプレゼントの交換もない。それでも、子供たちが小さいときは、それなりの演出も考えたものですが、最近はサンタクロースから見放されたらしく、ムサシもあまり楽しみしている様子はうかがえません。それでも、なんとなくその日が楽しみです。

そんな醒めた思いで、ぼんやりとクリスマスのことを考えていたら、ずっと昔に買ってきた大きなクリカマスツリーのことを思い出しました。もうとっくに消滅しているのは確かなのですが、あのツリーは結構高かったなどという、今となってはどうでもいい思い出が何故か蘇ってきました。そういえばこの話はムサシがわが家に来るずっと以前のことです。

その後も、小さなツリーは何度かもらってきたことはあったはずですが、あまり記憶には残っていません。覚えているのは、ムサシに厚手の洋服をプレゼントしようと思って、あちこちのショップを歩き回ったことです。リードにつける豆電球を買ったのもこのころでした。今では、孫たちに特大の長靴をプレゼントするのが最大のイベントになりました。