竹亭の「丸ごとどぜう薬膳スープ」
竹亭は昭和40年に一番丁で先代社長が創業した鰻のお店ですが、現在は南光台の本店と中山店の2店を運営しています。甘辛のタレに馴染んだ地元のお客様に、江戸前の辛い鰻を受け入れてもらうには苦労も多かったといいます。しかし、今では江戸前の伝統を守る竹亭の鰻にファンも増えましたが、ここに、新しいメニューが登場して話題になっています。
和食を専門に修業してきた二代目社長は、新たな可能性追求にも意欲的で、今ではあまり食べられなくなったドジョウを使った料理を開発しました。それが、「丸ごとどぜう薬膳スープ」です。美味しくて体にも優しい薬膳料理に仕立てた一押しのメニューは、大分県の宇佐市で温泉を利用して養殖した大分ドジョウを使用したもので、泥臭さがありません。
なにしろ、あの小さなドジョウ一匹が鰻一匹と同じ栄養があるといわれていますし、丸ごと食べれば、現代人に不足しがちなカルシュームも十分補えるという。骨まで食べられる柔らかいドジョウと深い味わいのスープとのバランスも絶妙で、暑かった夏の疲れを癒やし、リフレッシュするための料理として、「丸ごとどぜう薬膳スープ」はお勧めの一品です。