山形蕎麦と炙りの焔蔵 定禅寺店
昼は蕎麦、夜は炙り焼きを提供する店として人気のある焔蔵の店。その3店舗目として今年3月にオープンしたのが定禅寺店です。自ら足を運んで見つけたという契約農家の蕎麦粉を使っての手打蕎麦を追及して、細打ちにしています。他の2店舗は十割、二八ですが、この定禅寺店は三七にこだわり、蕎麦の香りと歯ごたえ、艶を引き出しているそうです。
もう一つの看板メニューである炙り焼きは、国産の生肉を一本一本手打刺し、備長炭でじっくり焼き、藻塩の塩加減、焼き加減も絶妙に仕上げます。そして、極めつけは、焔蔵こだわりの秘伝のたれ、豪快で繊細な盛り付けで、味はもちろん視覚的にも価値ある一品に変身します。"粋な"という冠がついたメニューは、粋な計らいが感じさせてくれます。
粋で爽やかな対応もまた魅力的で、男女を問わず好感度が高いというのも頷けます。また、目の前が定禅寺通りのケヤキ並木というのも、絵になるためか、絶品の山形蕎麦と炙り焼きの美味しさをより一層引き出しているようです。酒は、山形、宮城の銘柄を中心にそろえているというこだわりも、多くのお客様から支持されている理由の一つかもしれません。