蔵王食工房・アトリエデンス
蔵王町は4月下旬になると、白い梨の花で町全体が埋め尽くされます。花といえばサクラでしょうが梨の花は白くて清楚なことから美人の代名詞になっているあの楊貴妃にも例えられています。特に、塩沢大山果樹園団地当たりは、蔵王が美しく見える「みやぎ蔵王三十六景」の一つに選ばれているほどで、白い梨の花と蔵王の緑が青空に映えて素晴らしい。
雄大な景色が眺められるこの地区は、年によっては桃、梅、梨の花がいっせいに開花することもあるということで、その時は「桃の里」、「梅の里」、「梨の里」が同時に満喫できるという贅沢な土地柄で羨ましい限りです。この大自然の懐に抱かれるように、大人の味のスイーツや洋食デリカを提供し続けている「蔵王食工房・アトリエデンス」があります。
目の前が梨畑という「蔵王食工房・アトリエデンス」では、季節の蔵王の果物を使ったスイーツや洋食デリカなどフランスで修業してきた佐々木文彦シェフが作る美味しいものが並べられています。「蔵王苺のシュークリーム」や「蔵王牛乳と卵・竹鶏物語を使った「昔ながらのプリン」などは、素材の良さにブランディーやリキュールがきいた大人の味です。