オランジュリー
今年でオープン22年目を迎えるというフランス菓子の「オランジュリー」では、新感覚のスィーツ「仙台ねぎみそパイ」が話題を呼んでいます。大学病院前の向いにあるこの店は、フランス語でオレンジ畑を意味するオランジュリーをそのまま店名にしているのだそうですが、その思いは、「南仏のような明るく暖かいイメージを持った店づくり」だそうです。
オーナーパティシエの榊勝さんが選んだ食材は仙台の「曲がりねぎ」です。グリルで直下焼きしたねぎに甘い味噌を合わせ、バターたっぷりのパイ生地で包み焼き上げます。見た目はパイそのものですが、口にすると、ふわっとして芳ばしいねぎの香りがします。サクサクとしたパイ生地に続いてねぎの味がじわりと広がり、左党にもうけそうな一品です。
もちろん、他にも人気商品はたくさんあります。例えば、店名と同じ名前の「オランジュリー」は、チョコレートババロアとオレンジムースの相性が抜群です。そして、濃厚な生クリームをスポンジでロールした「パリジェンヌ」。これらは、どちらもオープン当時からの人気商品だそうです。さらに、「サバラン」などの懐かしさを感じる商品も並んでいます。