ゆづくしSalon 一の坊
広瀬川の源流で、宮城と山形の食文化が融合した作並温泉「ゆづくしSalon 一の坊」は、8世紀に僧侶・行基によって発見されたという説と12世紀に源頼朝が藤原氏討伐の折に発見したという説がありますが、藩政時代半ばから人々に親しまれてきた名湯です。一の坊は平成24年2月にリニューアルオープンし、広々としたサロンには薪の暖房が設けられました。
薪の燃える匂いと炎の揺らぎ、そしてガラスの向こうの山の景色が安らぎの空間を演出しています。ここは日帰りで温泉を楽しむことができ、宿泊気分で「客室付き会食プラン」を利用すると、入浴は大浴場、露天風呂が全て利用でき、休憩は清流館の和室に午前11時から最大で5時間半滞在することができます。そして、昼食は館内の「かまど家」です。
食材は旬のものを中心に、宮城県と山形県のものを合わせて利用し、月ごとにテーマを決めてメニューを組み立てています。もちろん、一押しは温泉です。広瀬川源流露天風呂には、清流の湯、河原の湯、眺望の湯、滝見の湯(立ち湯)、よもぎ蒸し風呂と湯船が5つ用意されています。泉質は、ナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉・低張性アルカリ性高温泉です。