安納芋タルト
仙台市泉区市名坂にあるフランス菓子の店「JAMIN」では、種子島産のサツマイモ「安納芋」を使ってスイーツを作っています。この芋は、果物にも負けない糖度があることで知られている驚きの芋です。このお店では、鹿児島から空輸した安納芋を皮付きのままオープンでじっくり焼くことにより、さらに甘みを引き出してからクリームにしています。
アーモンドの香りに包まれたタルト台に鮮やかなイエロークリームがたっぷりと乗ります。そして、その下には紅玉のコンポートが仕掛けられています。安納芋のしっかりとした甘さと紅玉の酸味が相まって、何とも言えないサプライズな味に仕上がったといっています。「しっかりと食べてほしいから」という思いで、サイズを大きめにしたのだそうです。
他にも、季節ならではのスイーツがたくさん用意されていますので、是非味わってみたいものです。パティシエの大村公広さんによると、季節に合わせて提供するお菓子を変えています。寒くなるとおいしくなる果物を使ったものやチョコレートなどの濃厚な味わいのものがメインで、「いかにおいしく食べてもらえるか」を考え、全てが自家製です。