そば日和
仙南の柴田町槻木に昨年春にオープンしたばかりという「そば日和」は、果樹園の敷地内にあり、大きな槻木が目印となっています。この店の特徴は、何といっても既成概念にとらわれないメニューの工夫にあるようです。まず、そばの太さは1.2㎜でちょうど1円玉の厚さにこだわっているという。もちろんそば粉にもこだわり、青森産の階上早生を使っています。
熱い季節におすすめという、揚げナス冷かけそばは、ナスの揚げ浸しと野菜にすだちをひと絞り。また、夏の野菜カレーそばは、夏野菜にバングラデシュの香辛料をオリジナルにブレンドしいるという。クリームチーズとカレーのコンビネーションも絶妙です。もちろん、カレーはあったまるので、これからの季節でも十分いける魅力をもっています。
日に何度もそばを打ちますが、均等な厚さにのすのが大変で、毎日筋肉痛ですと親方は笑っています。最近ではそのこだわりが受けたのか、リピーターが増え、しかもその8割が女性客で、最近では、女子会の利用も多くなってきたということです。店の名前は、「雨でも晴れでも、そばを食べたいと思ったらそば日和」という思いで名づけたのだという。