頑張れ!コロ君
先日、朝に散歩をしていた時にコロ君と会いました。私を見つけるとダッと駆けてきて、愛嬌をふりまいてくれました。ここまでは何時ものパターンなのですが、今日はどうしたこことか、中々立ち去ろうとはしません。お父さんの話では、最近めっきり老けこんでしまったということでしたが、それにしても、全く立ち去ろうとしないのです。
たまりかねたお父さんが、サー行くよと声をかけても動こうとしません。私も特に急ぐ用事もなかったので、しばらく付き合うことにしましたが、それでも気が済まない様子でした。お父さんに再三促されてようやく立ち去ろうとして10mほど歩いたのですが、また立ち止まり、私の方をじっと見ているのです。今まで一度も見せたことのない姿です。
そこで、今度は私の方から歩み寄って頭と顎をなでてやると、やっと納得したように散歩を続ける気になったようです。こうしたしぐさは、晩年のムサシと重なり命あるものの宿命のようなものを感じました。大震災のショックと仲良しのネコちゃんが亡くなった寂しさが大きいようですが、まだまだ元気でいてほしいと願わずにはいられません