たまき庵の「山菜ざる」
秋保地区には、名取川が秋保石の大地を浸食してできた「磊々峡」、そして、日本三大名瀑の一つに数えられる「秋保大滝」があります。この秋保大滝のバス停近くにあるそばの名店「たまき庵」では、研究熱心な店主が、各地の玄そばを使用して石臼で自家製粉しています。そば粉は更料用やそばがき用など6種類の用途に合わせて挽き分けています。
そんなこだわりそば粉を使った手打ちのさばは、みずみずしくコシがあり、そば本来の味と香りが口の中に広がる逸品で、上等なかつお節や昆布からとっただしツユともよく合います。これに山菜、川魚、キノコ、野生のカモなど、季節ごとの自然の恵みが味わえますが、最上級のそば粉でつくる限定品の「プレミアムそばがき」も一度は味わいたい。
さらに、季節によっては、タラノメ、コゴミ、シドケなど繊細で風味の違う多彩な味わいが楽しめます。遠方からのお客様も絶えないという人気の「たまき庵」。秋保大滝の雷鳴を聞きながらマイナスイオンをたっぷりと浴び、そして、とびきりのそばをゆっくりと味わう。これが古くから愛されてきた、癒しの温泉郷「秋保温泉」での贅沢な過ごし方です。