「麺や 文左」
創業百二十七年の歴史があるマル二食品株式会社が運営する「麺や 文左」は平成23年10月にオ―プンした麺処です。明治18年、初代二階堂文左衛門が休み処でうどんをふるまったのが始まりであるということに由来して名づけられたこの店は、登米の旬と風景を味わう涼感溢れる佇まいで、鳥のさえずりを聞きながらゆったりと食事ができます。
登米地方の気候条件を生かした「寒づくり」という昔ながらの手延べ製法という伝統の製法を今もなお守り続けています。職人がその日の温度と湿度に合わせて小麦粉と塩を水で合わせ、手作業で麺をまき掛けて伸ばしていきます。その後、じっくりと成熟させ、小麦粉の旨味を引き出し、強いコシを生み出します。原材料の小麦にも当然こだわっています。
メニューは2種類のうどんが軸で、1つはコシが強い手のべ麺「花つるりん」です。身体に吸収されやすい低分子コラーゲン入りです。もう1つは平麺薄造りの手延べ麺「麦つるり」です。単品でいただくのもいいですが、お昼のご膳「手のべうどんとかき揚げ天ぷら、季節の野菜」や「梅おろしうどん」、「爽快サラダうどん」もお薦めだそうです。