このごろのムサシ
お店の看板犬であることを自ら宣言して以来、お客さんの情報に興味を示すようになりました。特にワンちゃんを飼っているお客様の話になると、積極的に身を乗り出して聞くようになりました。つい先日も、飼い主が病気で入院してしまい一人で留守番しているワンちゃんの話には興味を持ったようで、食い入るように聞き入っていました。
そのワンちゃんはゴールデンレトリバーの老犬だということでしたが、御主人が重い病気で入院してしまい、近くに住んでいるお姉さんが代わって面倒みているということでしたが、夜はワンちゃん一人ぼっちになってしまうので、とても可哀そうだという話でした。もちろん、ムサシにはどうすることもできないことはよく解っています。
それが最近になって、御主人が退院してきたという話も聞くことができましたので、早速ムサシにその話をしたところ、大変喜んで涙を流していました。ムサシの思いが伝わったわけではなのでしょうが、きっとワンちゃんも喜んでいることでしょう。お客様の話に耳を傾けることも、看板犬としての大切な役割であることをアピールしているようでした。