鯛と波頭 笹かまぼこ販売一筋五十年
株式会社 すゞき物産
トップページへ
商品案内
会社案内
リンク
 店長の blog
<   2011年11月   >
日 月 火 水 木 金 土
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

  • おかいもの
  • ちょっと一言
  • みやぎの見所
  • わが家のムサシ
  • イベント情報
  • オープンご挨拶
  • キャンペーンご案内
  • ホットな出会い
  • 一期一会
  • 大震災
  • 美味しいもの情報

招き猫
powered by Movable Type Movable Type 5.2.10

<<国産大豆100%の納豆 | ブログTOP | ブル君の名前が解りました >>

濡仏堂

濡仏堂は今回の東日本大震災で大きな被害を受けた石巻市雲雀町一丁目に鎮座しています。「ぬれぶっつあん」の呼び名で親しまれているこのお堂は、伊達騒動で知られる伊達綱村公の時代、石巻一帯を襲った大津波の犠牲者慰霊と船舶安全、大漁守護を祈願して、綱村公のご母堂が京都の名高い仏師に依頼して1697年に建立したものだということです。

仏像が無事完成し、いよいよ堺から石巻へ向けて出発しましたが、船上で船頭が悪心を起こし、仏像を銚子の港で売り払い、代金を着服しようとしました。すると、突如海があれだし雷雨となり、哀れにも船は転覆してしまい、仏像もろとも銚子沖深く沈んでしまいました。数日後、ただ一人この悪事に反対した孝吉という若者が銚子の浜辺に打ち上げられ助かりました。

そんな出来事から100年以上たった1818年。雲雀の海岸で潮干狩りをしていた人たちが、波間に浮いている黒い物体を見つけ、引きあげたところ見事な仏像だったというわけです。これは、かつて銚子沖で沈んだ仏像だったということになり、浜の守り本尊として、露仏のまま安置されたのが、現在ここに鎮座している「ぬれぶっつあん」です。

投稿者: みやげもの店主 | 日時: 2011年11月18日 10:41 | カテゴリ: みやぎの見所