ためいきを漏らすムサシ
先日、飼い主が投げた木の枝を咥えたまま、急流に嵌まったワンちゃんを、友達のワンちゃんが助けたという記事をかきましたが、お母ちゃんがもう一度見たいというので、画像を探していたところ、動画を見た人の反応も色々書いてありました。ムサシをはじめわが家では、友達のピンチを救ったワンちゃんに拍手喝采を送ったわけですか、世の中には、別の角度から見る人も当然いるはずですから、反論する積りなど毛頭あれませんが、中にはかなり辛辣なものも含まれていたようです。
例えば、「白い方の犬グッジョブ」「これ、助けた犬は木の棒が欲しかっただけかもしれないね」「どっちも楽しそうだな」「本当に犬が危険ならなぜ動画なんか撮っているのか?」「棒を投げたやつはこうなることがわかっていただろ」「これは飼い主さんが投げる位置がわるいね」「犬は勇敢だけど、飼い主はろくでなしだよ」「視聴回数のためなら犬も殺す、か...」「本当に危険な状況にいるわけではないから、そこまで目くじらを立てなくても良いと思う」「ちゃんと見ればわかるけど、二頭の犬が水遊びをしているだけだよ」「本当に木の枝って罪深いな」といったものがありました。
検索画面を一緒に見ていたムサシは、何もコメントしませんでしたが、ただ大きくためいきを漏らしていました。せっかくワンちゃんの真摯な態度を人間に伝えられるチャンスだと思ったのに、あまりにも心無いコメントにがっかりしたのでしょう。ただ、こうしたことは今回が初めてではないので、それほど落ち込んではいないようなのでホッとしています。それにしても、「言わせておけばここまで言うか!」と思ったことは間違いないので、ここは一つ、私が人間を代表して、ムサシや他のワンちゃん達に謝っておきたいと思います。