女子会とは?
今月から始まったテレビ番組「東京タラレバ娘」は、お母ちゃんが喜びそうなドラマです。オヤジとお母ちゃんは、テレビ番組の好みが微妙に違うのですが、そこは長い付き合いなので、譲り合って何とか折り合いをつけています。ところが、この番組は2人とも気に入っているようで、特にお母ちゃんは大笑いしています。まだ第二回目(1月18日放送)ですが、この日の内容には、二人ともすごく盛り上がっていました。それは、婚活中の三人の女性が女子会と称して毎晩のように繰り広げられるシーンです。
三人グループのこの集まりが女子会であると確信している三人の女性が、いつものように行きつけの居酒屋で、気兼ねなくわがもの顔でビールをあおりながら、「タラレバ会話」をしていたとき、カウンターの隅で親方とその友人たち(彼らもまた常連客)が、この自称女子会の状況をみていて、そのうちの一人が、「女子会っていくつぐらいまでだ?」と呟いた。すると他の一人が、学生時代ぐらいまでではないのか?応えた。その言葉に、男性三人は思わず顔を見合わせました。
一方、わが家のお母ちゃんも、女子会の臨時総会に出席し、さっき帰ってきたばかりでした。そこで、身につまされたのか、お母ちゃんはオヤジの顔を見ながら、「私たちの場合はどうなるの? OB会ではどうかしら」といいました。オヤジは、せっかくみんなで機嫌よく「女子会」として運営してきたのだから、いまさら「女子会OB会」ではゴロも悪すぎる。今は、「芋」にまで大学が付く時代だから、「九十九大学の現役同級生」ということにすれば、立派に「女子会」で通用するので、もっと胸を張るべきだとエールを送った。