お馴染みの顔にまた会えました
この季節になると、土佐の高知からやってくるマグロ船の船主ご夫妻がひょっこり現れます。こちらのご夫婦は、当店の笹竈(笹かまぼこ)がお気に入りで、いつもごひいきにしていただいております。それに加え、大の愛犬家でもあります。先代のワンちゃんが亡くなられた時は、悲しさのあまり呆然とした日々を何日も送られたということでしたが、二代目のワンちゃんは今年も健在で、元気な姿を見せてくれました。
当店の看板犬であるムサシとは、年代が違うので顔を合わせることはありませんでしたが、お互いのワンちゃんたちが引き合わせてくれたような気がします。今回は忙しそうだったので、ついワンちゃんの名前を聞きそびれてしまいましたが、とにかくお利口で可愛らしく、ご夫妻ともに目に入れても痛くないように大事にしている様子が窺われ、とても微笑ましい限りです。来年はいつごろ会えるかなあ?と思いながらお見送りしました。
ところが、そのご夫妻が翌日も来店され、これから高知に帰られるとのことでした。丁度ワンちゃんのことを考えていたときだったので、すかさず、ワンちゃんの名前は?なんという種類ですか?と矢継ぎ早に質問してしまいました。その答えは、名前は「林太郎君」、犬種は「シュナイダー」ということでした。お店に入ってきたときは、とてもおとなしく、お利口さんなのですが、家ではちょっとやんちゃなのだそうです。