蔵王酪農センター「ばら園」
蔵王連峰の裾野、七日高原にある「蔵王酪農センター」の敷地内にある「ばら園」は、毎年6月頃になると、バラが見ごろを迎え、高原の草木も一段と華やかな雰囲気に包まれます。赤やピンク、黄色、オレンジ、紫、白などカラフルなバラで彩られ、散策したり、カメラを向けたりする人で賑わいます。3カ所に設けられたばら園の総面積は約1万㎡にも及びます。
イングリッシュローズやオールドロースをはじめ約400種1800株のバラが咲き乱れ、風向きや時間によってバラの甘い香りは、蔵王酪農センターが面する国道457号にまでただようこともあるという。ばら園がオープンしたのは10年前の2005年6月で、バラは川崎町にあったバラ園から移植したもの。センターの笠原新一さんは「雑草だけのセンターの環境を整備するため、100株のバラの成木を移植したのが始まりだということです。
その後、さらに300株を移植し、見事なばら園になったと説明しています。開園以来リピーターが多く、口コミで知名度を上げています。バラが咲きそろう見頃は例年6月頃ですが、品種が多いため、5月下旬から10月上旬までは何かしらのバラが咲いている。来園するなら、バラが強い香りを放つ午前中がお勧めとのことです。最盛期には、敷地内にある軽食・喫茶店「チーズシェッド」に、自社のクリームチーズを使った「バラチーズケーキ」やローズティとのセットも登場します。