彦いち
仙台市青葉区一番丁四丁目商店街から少し奥に入ったところに、正統派の「あんみつ」が食べられる「彦いち」があります。ここは、大正から昭和にかけての情緒豊かな雰囲気を感じさせてくれる日本家屋で、伝統的な甘味処にピッタリです。昭和51年に料亭を改装し、老若男女を問わず気軽に訪れられる甘味処に生まれ変わりました。今では手に入らない建材を使った日本家屋は、まめに手入れされています。
中庭や坪庭、花屋が生ける生花、季節のしつらいは、細やかなおもてなしの心があふれています。正統派の「あんみつ」は、つぶあん・こしあん・ずんだあんの中から1種類がえらべます。練り具合や砂糖にも拘っているほか、みつも、黒みつと白みつのどちらかを選べます。柔らかめの寒天とともに、心ゆくまで楽しめる逸品です。「白玉あんみつ」は、さらに通好みの味わいです。
えんどう豆が塩味を効かせ、あんや白玉、みつの甘みを引き立てている。デザート付のおこわセットというメニューもあり、デザートは、あんみつ、冷ししるこ、ずんだ餅、パァフェ、アイスクリーム、クレープの6種類のうちの一つが付きます。セっトデザートといえども主役のような存在感で、手がこんでいるうえに食べ応えもあり、甘党にとってはたまりません。