石窯ピザの「オッツィオ」
東北福祉大学の構内に、一際鮮やかなイタリア国旗を纏うウッドハウス。中に入ると、柔らかな薪のぬくもりと香ばしい香りが待っています。ここが石窯ピザの店「オッツィオ」で、かつては山元町で大人気だった店です。震災で店舗と自宅が全壊し、再開を悩んでいたとき、以前通っていたお客様からの紹介で、現在の物件を知り、もう一度立ち上がることにしたということです。
場所が離れていることもあり、しばらく迷っていましたが決めました。窯も前の店舗の経験を活かしてまた手作りしたとのこと。平日の昼は多彩なランチセット、平日の夜や土日祝日はアラカルトメニューが楽しめます。店主の石川さん夫妻が目指しているのは、山元長で愛された味を再びという思いで、季節の野菜を活かしたピッツァを焼き続けることです。
そして、産直と旬をテーマとし、「おいしい」といってもらえるピッツァをつくることです。特に人気を集めている「イタリア産サルシッチャ&ブロッコリー」は、日本ではウンナーと呼ばれることの多い豚肉の腸詰め「サルシッチャ」を手でちぎり、しっかりと風味を活かしたスパイシーな1枚です。また、併設の「トンボ玉工房Morello」では、トンボ玉制作体験とランチがセットになったコースを用意しています。